『必ず解きたい算数の100問』×女子受験生(算数/6年)
最近、各ブログで話題となっているのが、
『必ず解きたい算数の100問』(2022年6月臨時増刊号)
です。
東京出版から毎年5月に刊行されます。
GW明けの風物詩ともいえる算数精選問題集です。
どうやら、男子最難関校(例えば、筑駒とか開成とか)を目指す男子にとっては必携のようだ。
そして、ライバルたちが取り組むのであれば、なおさら、取り組まないわけにもいかず、さらに、男子難関校の算数の難度が高まっていく・・。
いやはや、男子難関校の受験は恐ろしい。
では、女子難関校を受験する場合は、どうなのか。
特に、女子四天王(御三家+豊島岡)を目指す女子は、『必ず解きたい算数の100問』に取り組む必要があるのでしょうか。
この問題集は、最近の過去問を精選した問題集です。
そのため、先取りをしていない受験生(女子受験生の多くはそうだと思う。)が、この問題集の発売直後(5月中旬)から取り組み始めるのは早すぎると思います。
では、取り組むとして、その時期はいつなのか?
昨年度、一応、長女も取り組みました。
取り組んだ時期は、
8月下旬のマンスリーテスト終了後からSS特訓開始までの約1週間。
取り組んだ問題は、
・難易度A → 全部
・難易度B → 一部
・難易度C → 未着手
という感じで、深追いはしませんでした。
(加えて、SS特訓、志望校過去問、模試の嵐が始まり、取り組む余裕がなくなりました。)
今から振り返った感想ですが、
女子の場合、そこまでやらずとも、SS特訓に真剣に取り組めば必要にして十分。
しかも、女子の場合、SS特訓の算数単科は、思考力ではなく、解法力をとれば十分なのです。
女子受験生の場合、『必ず解きたい算数の100問』をお守り代わりに購入するのはありだと思いますし、もし、時間があるなら、難易度A→難易度Bという感じで無理のない範囲で進めていけばいいんじゃないかなと思います。
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