出題本予想の作法(国語)
首都圏の入試も終盤です。
僕も、入試期間中、精神的にかなり疲れました。
試験中には、普段どおり、解けているだろうか。
わからない問題が出て、パニックになっていないだろうか。
などと考えたり、
試験が終了して出てくるのを待っているときには、
泣きそうな顔で出てきたら、どうしようか。
(学校別SOで体調不良になり、そんな顔で出てきたことがあったので。)
などと考えて、疲れ果てました。
二女は妻に任せたい。。
最近、僕が、二女のスケジュール表を作ってみたら、
妻「パパがスケジュール表を作ってくれるようになって助かるよ!ありがとう!!」
と言っていました。
妙なことを言うもんだ。
気紛れで、ちょっと作ってみただけなのに。
もしかしたら、二女のマネジメントも僕に回ってくるのだろうか。
我妻善逸(『鬼滅の刃』参照)ばりに、
「いーーやぁーーーー!!」
と叫びたい。
んんー、おっほん。。
さて、話は本題に入りますが、昨年来、出題本を予想してきました。
出題されるかどうかを真面目に考えてきたわけです(実際に、僕が読んだ本も多数あり。)。
一方、当然ですが、ギャンブル的要素が大きい。
多分、競馬に似ています(僕自身、馬券を買ったことはありませんが。。)
当たったら「やったー!」と喜ぶけれど、外れて当たり前。
サピックスオープンやマンスリーテストなどの模試で的中すると、だんだん、楽しくなってきます。
念のための注意ですが、的中したとしても、それほど点数に反映されるものではないと思います。
試験中に、一瞬、余裕ができたり、落ち着いたりする効果がある程度ではないかと思いますよ。
以上から、出題本の予想は、あくまでも、
親の趣味
として取り組むとよいのではないかと思います。
もしも、志望校の出題を予想しようと思う僕みたいな酔狂な親御さんがいたら、まず、次の作業をしてみたらいかがでしょうか。
①各志望校について親御さんが過去10年分の国語の出題文を分析。
(絶対に、子どもが読んだり、子どもに読ませてはいけません。過去問に取り組めなくなります。)
②出題文の分析は物語文のみです(説明的文章や随筆的文章の予想は意味がないと思います。理由は、そのうち、記事にします。)。
③まず、重要なのは、出題された物語文の発刊年の分析です。前年に発刊された物語文の出題が多いか否かが重要なファクターです。もし、発刊年がてんでバラバラであれば、出題本を予想することは雲をつかむような話なので、当該志望校について出題本の予想はあきらめましょう。
④次に、著者の分析をします。過去10年間に同じ著者からの出題があるか否か、有名度などを分析。性別による傾向もあるか分析。
⑤もう一度、発刊時期に戻り、発刊月を分析。発刊月が夏以降に偏っているケースがあります(塾などの予想を避けるためだと思われます。)。
⑥以上を前提に、実際に、出題された文章を読んでみて、雰囲気からアタリをつけてみる。
こんな方法で、出題予想本をピックアップしてみましょう。
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