二女も、中学受験生としては、2月から新4年生になります。
なお、長女は新4年生になって、サピックスに入室して、これまで2年間、安定飛行できました。
しかし、二女のサピックス生活(4年生)の参考にするために、長女がサピックス入室後に苦労したことを、備忘として書いておきたいと思います。
★算数
算数はきっちり先取りしている子との差を詰めるのに苦労しました。
4年生当初は、授業の内容が全然わからなかったという回もありました。
特に、新4年生入室時に国語の成績がとても良くて、算数の成績は平均よりも少し上くらいだとαに入れますが、当初、算数の授業に付いていくことに苦労します。
長女は真面目なので、自宅で復習することによって次週までには追いついていったわけですが、少しでも予習をしていった方が授業を効果的に受けることができたかもしれません(ここが反省点です。)。
★社会
もっとも苦労したのが社会でした。
社会は初めの頃(地理に入る前)は、テキスト(ソシオスコープ)をきっちりやれば、復習テストやマンスリーテストで高得点を取れるのです。
しかし、地理に入ってくると、テキスト(ソシオスコープ)を漫然と読んでいるだけではマンスリーテストで得点は伸びません(一定程度まで偏差値は行くのですが。)。
ましてや、デイリーステップをしているだけでは、全く歯が立ちません。
平均点が低いです。
そうかといって、テキスト以外の何かをすれば、復習テストやマンスリーテストなどの対策になるかといえば、そういうわけでもありません。地理の分野は範囲が無限なので、結局、地理マニアの子か、地理の先取りをしている子が圧倒的に有利になります。
サピックスの先生は、『ATLAS』(サピックスで配布される地図帳)を、その都度、開いて学習するようにとお話しされます。しかし、地理に興味がある子は開くのでしょうが、地理に興味がない子は開きません(長女が自宅で『ATLAS』を開いているところを見たことがない。)。サピックスの先生は、地理に興味を持たそうと思われているのでしょうが、その結果、地理に興味を持っている子は『ATLAS』を開いたりすることで、より興味を持ち、興味を持っていない子は『ATLAS』を、結局、開かないので、成績の乖離が生じます。
このような長女の場合の反省を踏まえて、地理に親しむために、一定程度、二女は地理の先取りをしています。
しかし、二女は、長女と異なり、真面目なタイプではないので、どこまで効果があるのかは不安です。
そこで、地理に親しむために、立体地図を買いました。
立体地図は、長男(4歳)も、時折、眺めながら触っております。
平野や山地のイメージも付きやすく、二女は、関東平野を触って、「へー。ここだけこんなに平らなのか。」と何気なく話をしたりしています。
一応、カレンダーも付いていますが、別にカレンダーとして使用するわけではないので、年を跨いで使用することに何の問題もありません。
★理科
テキストのみを淡々とこなしていけば、高得点をとることができるので、真面目な子は、これだけで十分です。なお、4年生のときに、コアプラスは不要です。
★国語
若干、気持ち問題に苦労しました。
は(背景)・き(きっかけ)・気(※け。気持ち)を意識して型を身に付けることや『言葉ナビ(上)』の「いろいろな気持ち」の部分を学習することが大切だったと思います。
あとは、テキストを忠実に復習していくことで十分ですね。
以上、二女のための備忘です。
二女よ。
まずは、明日の組分けテスト、がんばれよ!
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